こんにちは、さくらです。
昨日の新聞に地域の不登校支援のテーマが
【いかに学校に戻していけるか?】
から、
【一人ひとりの生き方をいかにサポートしていくか?】
に変更したという記事がありました。
とても素晴らしいことだと思います。
あとは、ではどうやって?とか
人手とか周囲の理解、
親の気持ちの切り替えなどがどのようについていけるか?ですね。
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カウンセラーさんとのお話を終え、
少し気持ちが軽くなった私。
自分なりに3人で過ごす時間のテーマも考えて居ました。
別居した環境に慣れる時期
慣れた後は4人での生活でのダメージをほぐす時期
ダメージが無くなったら心を満たしていく時期
心を満たし安心感や解放感の時期
心が元気になって家が安心できる場所なんだとわかったら
少しずつ生活の流れやルールを立て直していく時期
そんな風にテーマ、段階を考えて過ごしていました。
そして、その段階の
【心が元気になって家が安心できる時期】
に入っていた我が家。
子どもたちの笑顔もリラックスしている表情だなーと思え、
久しぶりに会った親戚からは
「子どもたちのお喋りも増えていい感じだね」
と言われていました。
10月に入り、二期生の学校は
もうすぐ後期に入る時でした。
ここからルールを話し合って
生活や不安定な登校を立て直したり
寄り添いながら気持ちよく過ごしていこうと思っていたのです。
長男の学校の先生から
「後期の長男君について
どんな風に寄り添うか話をしたいのですが」
とお話がありました。
学校でも上の方の先生で担任ではありません。
なるほど、必要かもしれない、と
私は学校に向かいました。
その先生からの言葉はこうでした
「これまでの流れを見ると
長男君は秋休み以降に気持ちが落ちて
登校できない傾向がありますよね。
もう高学年ですし、
ここで学校やクラスのお友だちとの関りを
しっかり作ってから中学校に行けたらと思っています。
なので、お家でもちょっと方針を変えて
長男君の背中を押していきませんか?」
たしかにそうなんです。
1年生で不登校になった時も
秋休みにパパとの間に大きな亀裂が入ってから
より不安が強くなりました。
まるでその時期を体で覚えているかのように
2年生の秋も落ち着いていたなぁと思っていたのにも関わらず
秋休みを機に一気に気持ちが落ちていきました。
その時、担任の先生やカウンセラーさんには
「体験した時の季節感を五感で感じて辛くなっている感じですね」
と言われたのを思い出します。
日の暮れ方、
草木の香り、
そんな感覚が辛さを呼び起こしてしまうのでしょう。
3年生以降も同じように秋から元気がなくなっていくのを
私も感じていたので
どうやって秋、冬を元気に安定して越せるか?は
常に考えて居ることでした。
同じように先生方も気にかけてくださっている、
そこはありがたく思ったのです…が
一つ、気になることがありました。
「先生?
長男を気にかけてくださり
ありがとうございます。
私もここからの季節をどうやって乗り切れるか
考えて努力したいと思っています。
でも、長男が休んでいるのは
家庭の方針ではないんですよ。」
そう、
お家でも方針を変えて、
という言葉がどうしても流せずにいました。
そういわれてしまうと
「やすみたいなぁ」と長男がちょっとでも口にしたら
「はい、はい、休みましょうね、辛いわね」
といかにも私が腫れ物に触るかのように長男を労り
頑張って、と背中を押すこともなく
ほいほい休ませている毎日だと思われてしまう気がしたのです。
「私も長男が楽しく元気に登校出来たら
それは嬉しいことです。
そうできるように、背中を押してみたり、
時には喧嘩になりながらもお互いの気持ちを言い合ったりしました。
休ませてても子どもも私もたくさんの葛藤があるんです。
なので家庭の方針を変えて登校できるようにと言われてしまうと
ちょっとそれは違うかなという気持があります」
今まで先生方には感謝の気持ちしか伝えてきませんでした。
でも今回、初めて
「その言葉はどうでしょう」
という否定の言葉を伝えてしまいました。
そのくらい、私も悩んでいましたし
引っかかってしまう言葉だったのです。
「あ、そんなつもりではないんですよ」
と先生は慌てたように言って
私の想いに共感を示すような言葉を繋いでいました。
「先生の言うことが分からないわけではないんです。
でも、じゃあ、私が帰宅して長男に
明日から学校に行きなさいよ
と背中を押しても行ける気がしません。
例え一回行けても
無理に背中を押したからと言って
翌日も、その後も楽しんでいけるとは思えません。
ただ、長男は自分で決めたら守れる子です。
先生と担任の先生で長男と話をして
今週はこの日、この時間に登校する
と決めるような時間は持つことはできますか?
もし、できるなら
長男は自分で決めて守って登校できるのではないか、と思えるんです」
私の提案に先生は前のめりで
「良いですね!!そうしましょう」
とノートにスケジュールを書き込んだりし
その日の面談は終わりました。
「家庭の方針」の言葉以降、
私があまりいい顔をしていなかったの気遣ったのか
帰りは靴を履いている間も
「次男君のランドセルって、素敵な色合いですよね
いつも素敵だなーって思っているんですよ
しかも、とても似合いますしね」
と次男を褒めるような言葉を
次々を掛けてくださりましたが
私はかなりTHE!!作り笑いのような感じで
職員玄関を出てきたのでした。
読んでくださりありがとうございました。
☆☆☆☆☆
ランドセル、次男は決めるまでかなり時間がかかりました。
過去の記事にもありますので読んでいただけたら嬉しいです。
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