こんにちは、さくらです。
不登校のお子さんをお持ちのお母さんは
日中どんな風におすごしでしょうか?
お子さんのタイプや年齢によって違うのでしょうけれど、
我が家は長いこと長男が日中もずっと家にいる生活なので
(登校出来たりもしますが…)
まるで、定年後の夫婦のようだなーと思ったりします。
お昼なにたべるー?など(;^_^A
もはや、それが日常になっちゃいました。
でも、昨日はちょっとお互い口調がきつくなり
ピリピリモードになってしまい、
反省しつつも
「母だって人間だもの…」とつぶやくのでした。
さてさて、校長先生とお話をしてから…
もちろん、人間、すぐには変われません。
そして、パパは自分の行動を
客観的にみたり、振り返るのがとても苦手です。
テレビでパパと同じことをしてる人を見ても
「あぶないねー」など、平気で言ったりします。
同じこと、やってるよ、と(言えませんが)
言ったとしても全く分かっていないと思われます(;^_^A
なので、校長先生のお話しも、
どこまでが「自分のもの」として
聞けていたのか不安でした。
また、「学校に行きなさい、とは言わないで」と言われたとして、
その言葉は使わないにしても
「何時に登校できるの?」
「まだ行かないの?」
「今日は、何時間目から登校したの?」
など、他の言葉で何も気にせずに
プレッシャーをかけてしまうのです。
朝から登校できない息子、
そこを見守れと言われたイライラはどんどん溜まっていき、
長男にぶつけられます。
その頃の次男は幼稚園児で
パパにも懐いており、可愛い盛り。
なので、同じことをしていても
パパは次男を可愛がり長男を叱ったりすることも増えました。
余計に長男はパパを怖がり、
パパは次男の方が扱いやすくなる…と悪循環に陥りました。
そして、季節は秋になりました。
長男が一年生の秋、まだコロナも流行っておらず
我が家にはお客様が泊りに来ました。
私の叔父一家です。
息子たちからしたら祖父母世代の叔父さん、叔母さん、その娘夫婦。
滅多に会うことができない人たちなのに、
何故が、小さいころから子どもたちは、
この一家が大好きでした。
泊りに来てくれ、大喜びの子どもたち。
そして、社交的なパパは意気揚々ともてなし、
子どもたちにも
「抱っこしようか!」
「キャッチボールしよう」
とサービスが止まりません。
最終日には、パパの愛する地元を隅々まで案内し
それは、それは満足そうなパパでした。
しかし、叔父たちを見送った直後、
その姿は一変するのです。
叔父たちの車が見えなくなった瞬間
「俺、お昼も食べ損ねたから食べに行ってくる」
と、無表情で出かけていき、
帰宅後は自室に籠り昼寝…。
今の私なら理解できます。
あぁ、パパはおもてなしを全力でしてくれて、
疲れたんだなぁ、
オンから、オフになったんだなー、と。
ですが、小さい子どもたちには理解不能です。
お客さんがいる前では笑顔でお喋りで、
遊んでくれたパパが
お客さんがいなくなった途端、
不機嫌になって、自室に籠る…。
そして、夕方事件は起こりました。
家族4人で、近くの公園に行った時のこと、
私は次男と虫採りをし、
長男はパパとキャッチボールをしてました。
平和な時間…のはずが、
パパと長男がもめてます。
いつものことか・・・。
二人は遊んでいると必ず最後は揉めて終わりでした。
自分の思うように動かしたいパパと
上手くできないと拗ねる息子。
結局は
「もういいよ、遊ばない」
と、パパが怒ってしまい、息子が私に泣きついてくるパターンです。
今日もか…と、
息子が私の所へ来るのを遠くから見ていると…
突然、息子が大声で叫びだすのです。
「もう!!パパはいつもそうやって怒る!!
もう、パパ大嫌い!!」
遊んでいた道具を振り回してパパにかかっていこうとしています。
息子は、平和主義なので、
幼稚園でも家の中でも
相手にかかっていく、手を出す、ということがありませんでした。
今でも、兄弟で口喧嘩はあっても、
取っ組み合いや、叩きあいはありません。
その息子が必死の形相で
大きな体格のパパに飛びついていってます。
まずい・・・
そう思って近づこうと次男を抱いて
二人の元へ行こうとした時です。
今度は、パパが息子を手で押し返しています。
その顔は、無表情のような、怒っているような…
飛び掛かってくる息子を突き返すような姿でした。
なんとか、息子をなだめ、帰宅し、
パパと子どもたちを離し寝かしつけましたが、
私はかなりショックでした。
パパにかかっていく長男
無表情で押し返すパパ。
そこでせめて、
「ごめん、ごめん、何をそんなに怒ってるの?」
と長男の気持ちに目を向けていてくれたなら、と思いましたが、
パパにそのスキルがないことは
十分わかっていました。
そして、かかっていった長男の気持ちも
痛いほど感じました。
お客さんがいる時からの豹変ぶり、
なんで、どうして、という気持ちが処理しきれなくなったのでしょう。
必死に水を溜めて頑張ってきた長男のコップに
ひびが入った瞬間でした。
翌日、学校は秋休みだったので、
次男を幼稚園に送り、私は長男と二人、ドライブに行きました。
その車内、長男が言うのです。
「お父さんを他の人と取り変えてほしい」と。
読んでくださりありがとうございました。
☆☆☆☆
こちらの本は、私にとって、とても役に立ちました。
もし、パパさんの言動に悩まれている方がいらっしゃいましたら、
読んでみることをお勧めします。
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