アスペルガー症候群のパパに凹む – 桜満開　笑顔満開～HSCっ子の笑顔も咲きますように

こんにちは、さくらです。

今日から二月になりますね。
それでなくても　あっという間の毎日。
きっと、28日までの2月は
気付いたら　どんどん過ぎてしまうのでしょうね(;^_^A

大事に過ごしたいものです！

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パパとは生活の時間をずらしたことであまり関りが無いようにしていた我が家。

この頃、子どもたちがパパに会うのは
朝起きてから、パパが出勤する1時間程度の時間でした。

それだけなら大丈夫、と思うでしょう。

とんでもない、とんでもない。

やはり、パパはアスペルガー症候群なのです。

日曜日の朝、子どもたちはのんびり過ごし、
パパは出勤の支度。

長男は、録画していたアニメを見ようとテレビを操作していました。

ところが…

「あれ？録画していたアニメがない」
と、リモコンをポチポチ操作する長男。

好きなアニメや、気に入ったバラエティー番組を録画し
何度も見返すのが好きな長男なので
TVや録画機器の操作もお手の物です。

でも、見つけられない、とイライラしています。

そんなはずないよ、と手伝いますが
いつも見ている録画データの中にアニメがありません。

すると…

出勤支度を終えてリビングに来たパパが一言

「あ、あのアニメ？消したよ」

「えええええー－－－－なんで！！」

怒る長男にパパは顔色も変えず、

「たくさん録画したら容量オーバーになって
次の番組が撮れないじゃん」と文句の様に言ったのです。

いや、なんで？って、理由を聞いたのではないよ…

と、内心突っ込みつつ、

「俺が気に入ってて、いつも見るのに！
ママ、どうにかする方法ない？？」

半泣きで怒る長男にパパは平然と
「消したものは戻らないよ」

といって出かけて行ったのでした。

もう、パパ、なんで消しちゃったんだろう…

と悲しみつつ、悶々としていた長男ですが…

なんと、その数週間後、
また全く同じようなことがおきたのです。

録画した番組がない、と長男が騒ぎ、
パパが登場、消した、と一言。
長男が泣いて怒り
パパは容量が無くなるから消したという…

確認もせずに消す、
誤りもせずに居なくなる、
そんなことが繰り返されるのです。

長男には、そんなパパが意地悪、と映ってしまうのは
仕方ないことですし、
私にだって、
長男が悲しんだり、怒っているのを目の当たりにしてるのに
また同じことをしてしまうパパの行動は理解不能でした。

うっかり、でもありません。

録画した番組はすぐに消去にならないように
何回か
「消去しますか？」と画面に確認がでて、
そこを【はい】と数回ボタンを押さなければ消えることはありません。

なぜ、そのボタンを押す時に
長男の泣いた顔、怒った姿を思い出せないのでしょう。

パパに消される前に
テレビ本体からDVDのディスクにダビングしないと！！と
せっせとダビング作業をしていた私。

ところが…はい、お察しの通りです。

またパパは無断でテレビの録画データを消すのです。

子どものアニメも、私の好きな番組も…

仏の顔も三度まで、ですよね。

長男が激怒しました。

「もう、なんでパパは消しちゃうの！！！」

でも、パパは…

二度あることは三度ある、で

「容量が…」といつも通り、
ムッとした顔で説明するのです。
その様子は、
「俺は、テレビの容量が無くなると思って
親切で消してあげたのに、なんで怒ってんだ」
というような表情です。

もうこれでは4回目が起きてしまう。
私は、パパに
「これからは、消す時に、
必ず子どもに聞いて、それか、もう消さないで。
容量は私が管理するから」

と言いました。

そこからはいつにも増して
録画の容量チェックを子どもと一緒にして、
DVDにダビングするもの、
一度見たら、消すもの、と分けていくようにしています。

パパとの生活で感じるのは
一言聞いてくれたり、確認してくれたらいいのに…ということが多すぎること(;^_^A

と

自他の区別がパパは苦手、ということ。
この「自他の区別」って、
保育士をしていたころ
発達の段階で芽生えてきた、と成長の基準にしたり、
発達章がいのお子さんの記録に書くこともあったのですが、
やはり、生きていく上ではとても大事だと思うのです。

パパは、自分はこうだから、他人も同じ。と一括りにしてしまうため、
自分は出来るんだから、子どもにもできる。
自分は好きだから周りも好きだ、とか
考えを自分中心にして周りも同じ、と考えてしまったり、

ビデオもそうですが、
人の物も自分の物の様に扱ってしまったり、
食べてしまったり、
捨ててしまったり…

人の引き出し、とか、
人の生活ゾーンもあまり気にしないままに触ってしまいます。

そして、私が気にしているのが
自分の弟の家にも普通に上がり込んでしまうところ(;^_^A

この辺りは、関係性とか、地域性もあるので、
それでもいいじゃない？と思われる方もいるかもしれませんが、

一人暮らしでもない弟さん。
奥さんが居て、息子君が居て、
女の子も生まれました。

義実家で顔を合わせることも多いですし、
甥っ子君たちをパパが一人で
遊びに連れて行ってあげていたこともあるくらい
交流はあるのですが…

でも、その持ち家に
ピンポーン、
「はい、どうぞ、入って！！」

とかもなく、
玄関を開けて
「どうもー」

と中に入ってしまう姿を見ると、
弟の家も自分の家、というような感覚なのかな…と
ザワザワしてしまう私が居ます。

この前は、パパの弟さんが留守で、
奥さんは出勤するという時間に甥っ子君に用事があって
弟さんのお家に行ったのですが、

「今、子どもたち、でてくるので！」と
奥さんが車に乗って出勤しようとしている中、
パパは普通に弟さんの家に上がっていったのです。

うーん、子どもたち、出てくるって言ってるんだから
外で待っていれば良いのに…

と私はモヤモヤ。

親しい関係、とかでも、
私は自分が居なくて、子どもだけの時に
自分の家に上がられるのは
好きではありません。
というか、実家関係までは大丈夫ですが、
それ以外はアウト！！です(;^_^A

出勤する奥さんが片付け終わっているか？とか、
入ってもいいか？とか、
考えることもないパパ。

今後、まだ幼稚園生の姪っ子ちゃんが大きくなってきて
着替えていたり、一人で留守番とかしてても
気にせずに入っていくんだろうか…
と思うと、注意した方がいいのか、
「身内だからいいだろ」と言われそうだし…
と、一人気を揉む私なのでした。

これは、パパの姿、なので、
アスペルガー症候群の方がみんなそうだ、とか、
だからアスペルガー症候群はダメだ、という話では
無いこと、ご了承ください。

こうやって、日常や、その中での
妻や、子どもの受けるダメージ、気持ち、を
知っていただけたら、と
さくら家の日常を描いております。

それにしても、
何度も消されるTV番組…
パパは本当にどんな気持ちでリモコンを操作し
何個も消していたのでしょう…謎、ですね。

でも、この、謎に、その後も場面を変えては遭遇し
ダメージを受ける私たちなのでした。

読んでくださりありがとうございました。

☆☆☆☆☆

安心して好きなTVやDVDが見れるって、
当たり前のようで当たり前ではないのです(;^_^A