こんにちは、さくらです。
最近、キッチン周りを片付け
その一部だけ私の憩いの場所にしました。
いわゆる推しの場所(笑)
洗い物、夕食準備、
ちょっとした頑張り時にそのスペースを見ると
「よし!!頑張ろう」って思えますね。
皆さんには推し、が居ますか?
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前回の投稿で書いた長男の心。
そこを書く切っ掛けとなった出来事を今日は書きますね。
週末の夕方、私と長男でちょっとだけドライブに行きました。
ほんの10分ほどで、次男はお留守番。
いろんな会話をし自宅につき、長男が先に入室していきました。
私は車を停めたりし5分後くらいに入室したのですが
そこで見たのはおやつを摘まむ長男。
なので私はそこで一言。
「夕食だからもう終わりよ?」とそっと声を掛けたのです。
怒ってもなく、強くでもなく、
終わりね~(⌒∇⌒)そんな調子くらいの声でした。
が、その言葉が長男の怒りに火をつけるのです(;^_^A
「もう!!!
俺だけじゃないよ!!!
次男君も食べていたよ!!!
なんで俺だけ怒るの!!!
ママはそうやって・・・」
と長男の怒りは収まらず、
キッチンで夕食のしたくを始める私を追ってきて
横で大きな声で怒鳴り始めます。
振り向くと鬼のような形相で顔を真っ赤にし
涙を流しながら怒る長男が居ました。
「なに?どうしたの?そんなに怒ることだった?」
私は料理を辞めて長男に向き合いました。
「あのね、ママがお部屋に入った時、
おやつを食べていたのは長男くんだけだったでしょ?
次男君はその時、離れたところで一人で遊んでいたじゃない?
もし、そこで次男君も一緒におやつを食べていたなら
終わりだよって同じように次男君にも言ったけど、
その場で食べてもいない人には言わないよ。
第一、ママは怒ってないし、
夕食だから終わりねって伝えただけだよ?」
感情的にもならず、
落ち着いて伝える私とは正反対に
益々長男は鼻息を荒くし怒っていきます。
「もう!!!ママ、こっちに来て!
他の場所で話したい!」
怒りの中でも次男への気遣いでしょう、
洗面所に行き長男は続けます。
「いつもさ、俺の事ばっかり怒るじゃん!
そう言うのパパと一緒!!
やっとパパが居なくなったと思ったら
次はママじゃん!!」
時々、長男はこうして注意されたり指摘すると
「パパと似てる、パパと同じ」
という事があります。
でも、本心で言っているというよりは
そう言われることを私が嫌がってると解って言っているところもあるのでしょう。
そんな時は
「パパのやってきたことと
ママの伝えたいことは全く別の事」ということを明確に伝えます。
自分の思うように動かしたくて怒っていたパパと
将来のために躾をしている私とでは全く違う、ということをしってほしいのです。
でも、「言われて嫌だった」という点で
長男の中では
「パパとママは同じ」という括りになってしまうのでしょう。
洗面所で泣きながら長男は
「次男君も怒ってほしかった!!」と訴え、
私は長男君の事も怒っていないし、
見てもいない次男くんのことを注意はできないよ、と伝える、その繰り返しでした。
しばらく待って私は、少しづつ落ち着いてきた長男に
「いつでもママは悪いことや危ないことをしたら
次男君も長男君の事も平等に注意するし
逆に次男君だけ注意していることもあるでしょ?」
と話しました。
どっちが可愛い、とか、どっちだけ怒るではなく、
常に平等なんだよ、と伝えたかったのです。
きっと長男も解ってはいるのでしょうけれど
あふれ出してくる怒りはそこに居る私にしかぶつけられないからという気持ちで
真正面から訴え続けてきます。
唸り声をあげながら泣き続ける長男。
その手は硬くグーに握りしめ、
手の色が変わるほどでした。
私は何も言わずにただただ長男を見守りつつ
色々な事を考えました。
おやつのくだりはほんの序章で
長男の持っている怒りの根源は別の所にあるんだろうな、とか
小学校高学年の男子、
考え方も大人びいている長男はもう反抗期や思春期でもあるんだろなとか
なにより気掛かりなのは
学校でお友だちと話したり
体を動かすこともない長男が
何処で心身を発散できるのか
悩みや心の奥を誰に解放できるのか、でした。
何度も鼻をかみながら泣く長男に私はそっと声を掛けてみました。
「ねぇ、長男君
そんなに手の色が変わるくらい握っているけど
そのげんこつの行き先はどこなんだろうね。
誰に対してそれを向けたいんだろ?
ママに?
おやつで注意されたからってママに向けたい?
なんか違うのかな、って思うんだ。
長男の心にある怒りって誰に向いているんだろ?
注意されたことがきっかけで
怒りがあふれてきちゃっているよね」
じっと聞いている長男も何かを考えているようです。
「ママがさ心配なのは
学校に行けない、とか
勉強とかじゃなくて
今、お友だちと元気に体を動かしたりできない長男君が
気持ちのモヤモヤとかを発散出来てない事なんだ。
悩んでることを誰かに話したり、
ちょっとしたことでも良いから気持ちを出すって
凄く大事でしょ?
それが今はできていない分
さっきみたいなことがきっかけで
心の奥に溜まっていたものが溢れてきちゃうんじゃないかな?
今思っている事とか、モヤモヤしてることとか
何でもいいから話してごらんよ」
幸いなことに私と子どもたちは
こうして向き合うことに慣れています。
慣れているというか、習慣というか、
何かあれば相談してくれますし、
話せる環境を作ることができます。
まぁ、ほんとの思春期になったらわかりませんが(;^_^A
俯きながらじっとしていた長男が口を開いてポツリ言いました。
「B先生をボコボコにしたい・・・」
続きます。
読んでくださりありがとうございました。
☆☆☆☆☆
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