こんにちは、さくらです。
長男のこととしてシリーズ化し題名をつけていましたが、
ここから、パパのこと、長男の不登校、HSC関係、と
色々と混ざっていきますので、その都度、題名をつけていきたいと思います。
カテゴリーに関しては、その内容の主な部分にあったものに分けていきたいと思いますので
よろしくお願いいたします!!

パパが小学5年生、と言われた夜、
私は、これまでのことを振り返ってみました。
出会って、お付き合いをし、結婚…
この中でも色々とあり、私はカサンドラ症候群となっていくのですが、
この辺は、また後々…。

長男が産まれて3人家族となってからのことを今回は振り返ります。

パパには甥っ子がいてとても可愛がっていました。
なのでパパ自身も
「自分は甥っ子を可愛がってお世話してきたから自信がある」
と周りに宣言していました。
でも、蓋を開けてみると…

好きな時に、好きなくらいお世話をして終わる他所の家の子どもと、
24時間、泣いたり、思うようにいかないことも多い赤ちゃんをお世話するのとは
全然違います。

プラス、甥っ子はお世話をしたり、遊んであげると感謝されたり、
「優しいね、見るのが上手なのね」と認められたりもしますが、我が子の子育ては、
いちいち認められることもありません。

疲れやすく、自分の思うようにいかないと混乱したり、イライラしてしまうパパは
短時間のお世話でも疲労感が溜まっていきました。

そして、イメージしたようにいってほしいパパとしては
描いたイメージと違うことを不満に思う事も多かったようです。
自分が中心にいられないことも不満だったと思います。

出かければ、パパの食べたいお店ではなく、赤ちゃんが入りやすいお店に行く、
お昼寝をしてるから、と、外食時間が遅れる…

自分は好かれる、と自信があったのに
抱いても泣き止まない息子…

息子と私が遊んでいる時に仕事から帰宅すると
「二人が仲良すぎて間に入れない」

と、怒られたこともありました。

もちろん、息子や、私へ愛情がないわけでも、意地悪をしようと
してるわけでもないのです。

でも、疲れやすく居眠りも多くなったり、
子どもの月齢、年齢などに対しての関りがあっておらず冷や冷やしたり…
と、私自身が息子とパパの関りをしっかり把握していないと
危なっかしいと思う事ばかりでした。

こんな出来事もありました。

題して

「ビー玉事件」
息子が2歳前の時、近くの博物館に行きました。
そこの遊び場には、ビー玉を上から転がすと
シーソーの様に転がり下に落ちていくものがありました。
下に落ちるとポロンと音が鳴る、息子も好きなおもちゃでした。

その日はお休みでたくさんの親子連れがいました。

ビー玉のおもちゃには息子と、3歳くらいの男の子が遊んでました。
その男の子が息子が転がしたビー玉や、おもちゃの下に溜まったビー玉をササっと取って
「ぼくのだよー」と笑って言いました。
すると、突然、パパが

「あのね!!ここは、みんなの場所で、みんなのおもちゃなの!!
ルールもわからない人は、もうここに来ないでね!!!」

と、凄い形相で男の子に向かって言ったんです。

もちろん、他所のお子さんでも、公共の場で
危険なことをしてるときなど注意が必要な時もあったりしますよね。

パパが注意したことも間違いではないのですよ。
だた、その言い方、は
まるで遊んでいたおもちゃを横取りされた幼稚園児、のようで
横にいた私はかなり慌てたことを覚えています。


息子の手から無理に取られたわけでもなく、乱暴されたわけでもなく、
転がっていったビー玉を取られた瞬間、
カッとなって「もう来ないでね!!」と怒るパパ…
その子の両親が近くに居たら…と思うと居ても立ってもいられない私でした。

そんな【遊んでて突然怒り出す姿】
は、度々あらわれ、
家で息子とドミノを並べていると、何度か間違って息子が倒してしまった瞬間、
「もう!!ここ、絶対通らないで!!
このドミノはパパのね!!」

と、並べる前のドミノを両手で囲い自分の元へと集めたり…
休日にパパと遊べると思ってドミノを並べていた息子は
突然のパパの豹変ぶりに泣き出し
「パパが怒った…」と私の所にやってきます。

プラレールの線路を並べていても、
しっかりと組み立てないと気が済まないパパは、
息子の組み立てた物をやり直し始め熱中してしまいます。

「パパが…」と、線路に触らせてもらえない息子は飽きて私の所へと来るのです。

ドミノも線路もパパが納得いくようにできたころには
息子は飽きていて、私の所にいる…

パパとしては
「せっかく良いものを作ってあげたのに、なんでよろこばないんだ」と不満です。

息子とパパの休日は、いつもそんな感じでした。

パパ自身から出てくる愛情は豊かなのです。

ただ、相手の状況、心境を感じることは苦手なパパなのです。

「痒いところに手が届く」という言葉がありますが、

パパは、
痒くない所を突然ガリガリと掻いて
「気持ちいい?気持ちいい?」おれ、掻くの上手でしょ!!と確認し、
「そこはちょっと…痒くないかな…」と相手が言った瞬間、怒り出す、
というような感じです(;^_^A

あ、一応書いておきたいのですが、
私はパパの子育てや痒くない所を掻いた(笑)時も
決して強く注意したり、余計なことばを言ったりもしません。
「あ、そこはこうした方がいいかもね」など、やんわり伝えているつもりです。

「パパは、ドミノを完成させて喜ばせたかったんだね」と
フォローもしてきたつもりです。

あ、でも、このフォローは
必要回数が多すぎて、最近はもうフォローできずにいるのが、
わたしの今後頑張らないといけないところです(;^_^A

こうして書いてみると

「パパあるある」で終わるような気もしますが
ここに書いたのは氷山の一角で、
たぶん、パパあるあるではない日常が流れていた…いや、今も流れているのでした。

そんなパパと過ごしている息子は、
学校、という壁もでてきて益々追い込まれていってしまうのです。

読んでくださりありがとうございました。

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パパは小学5年生…の日常