こんにちは、さくらです。
最近、長男の髪が伸びたので切らないと…という感じです。
が、髪を触られることにも敏感で
長く（そこまで長くはないですが(;^_^A）
動けない、という状況にもプレッシャーを感じる長男。
美容室の前まで行くのに腹痛や吐き気がして帰宅することが続いています。
カウンセリングで話すと
「行ったのにダメだった」じゃなくて
「そこまで行けたから花丸」ですよ、と言われますが
できないのか、やらせてないのか
親の感じ方、本人の感じ方、周りの感じ方の違いに
モヤモヤの毎日です。
家でも簡単にできるバリカンを買いましたが
毎回の悩みです。
～～～～～～～～～～～
布団から出れないものの、
顔を出し少し落ち着いた長男が
ぽつりぽつりと学校でのことを話し始めました。
「本当は帰りたかったんだよ
でも帰らせてもらえなかった…」
「そうかぁ、担任の先生には言ったの？」
そう聞いた私に長男が驚くことを言いました。
「言えないよ。
ずっとB先生が俺の側で監視していたもん。
帰りたいって担任の先生に言おうとする前に
B先生が先回りして
【長男君は大丈夫なので次の授業も受けますから】
て言っちゃってさ…
それにね、
朝の会終わって帰ろうとしたら
B先生に廊下に呼ばれて
【長男君は学校に楽しく来れないという病気です。
今日は治療をします。
そのために必要なのは薬です。
薬というのはクラスでみんなと授業を受けることです】
って言ったんだよ。
俺、病気じゃない、登校が辛いだけなのに…」
思いだしたのかまた泣き始めました。
まだこの日のことは学校と話し合いの途中なので
ちょっとだけ言葉を変えていますが、
この不登校という病気だから治す、
クラスで授業を受けることが治療になる
という言葉はそのままです。
実際はもう少し酷い言葉で言われているのです。
私は驚きました。
これまで登校不安定ながらも
行ける時間や授業に参加してきた長男を
学校でも認めてくださり
それでもいいんだよ、
そこから進んでいこう、と
寄り添ってくれていました。
そこに親子で甘えすぎていたのかもしれませんが
頑張って一カ月ぶりに登校できた長男に、
担任の先生と決めた1時間だけ頑張ろう、と行った長男に
「学校に来れない病気だ」
と言って無理にクラスに居させたことに怒りの気持ちが湧いてくるのを感じました。
「それにね」
長男が続けます。
「1時間目受けて辛かったから帰りたいですって
1時間目終わりの休み時間に行ったら
【治療は1時間目だけじゃ効かない】といって
2時間目も受けなさいって言われて
2時間目終わったから
もう辛いので帰りたいですって言ったら
せっかく治療した分が無駄になるから
3時間目も居なさいって
そんな感じでずっと居させられた…
俺、ずっと行けなくてみんなと同じ勉強解らないのに
訳が分からなくて頭も痛くなってきたのに
B先生にいっても
大丈夫でしょ、って聞いてもらえなかった」
もう怒りと長男への同情、
なんといって良いかわからない感情で
溢れかえっていました。
学校なんて辞める！とまた布団をかぶった横で
「にーに、可哀想」
と次男まで涙ぐんでいたのでした。
読んでくださりありがとうございました。
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