こんにちは、さくらです。
子どもたちを寝かせ静かな室内にいると
外から虫の鳴く声がしてきます。
いつのまにか夏の虫から
秋の虫の鳴き声に変わっていることに気づいた夜でした。
~~~~~~~~~~~~~
パパが部屋から離れたあと、
長男が大きな声で叫び始めました。
「もうなんでだよ、
なんで普通の家族じゃないんだよ。
もう嫌だよ、こんな家、俺が出ていきたいよ。
4人じゃなきゃダメなんだよ。
パパは悪いところもたくさんあるけど、
この家から父親がいなくなったらどうするんだよ
母子家庭だって笑われて生きていくのかよ
とめてよ、
なんで?
ママのメンタルが弱すぎるからじゃないか!
だんでだよーーー」
泣き叫び、私を見る目は怒りにも、悲しさにも満ちていました。
(母子家庭で頑張っているみなさん、
長男の言葉、ごめんなさいです。
でも、そのまま載せさせてください)
そしてその叫びに
【言ってもいいのか】と状況をよんだ次男も続きます。
「ぼくも、この家でていくー、一人暮らしをする
こんな家、いやだよー」
うん、うん、そうか、そうだよね
と頷いて子どもたちの言葉を聞く、それしか私にはできませんでした。
今はどんな言葉も受け止めよう、
そう思いながらじっと子どもの声を聴いていました。
でも、ふと、あることにも気づくのです。
子どもたち、
「こんな家いやだ」とか
「自分が出て、一人暮らしする」
とか、親が決めた別居に対しての抵抗は言うけれど
「パパが好きだからここに居てほしい」
という直接的な言葉が出てない…
たくさん叫んでいる長男も
「出ていってほしくない、パパ、行かないで」
というより、
家族、4人、両親と子ども、
という形が崩れることに抵抗がある、というような
言葉が次々出ていたのです。
それでも
「ママのメンタルのせいだ」
というような言葉はかなりこたえました(;^_^A
パパの言い方もありますが、
でも私の心のどこかには
「まだ辛抱できたのか…
私じゃない女性だったらもっとうまく家庭を作れていたのか」
という気持もあったので
「ママがもっと強かったら良かったのに」
と言っていた言葉をきくと
「そうか・・・やっぱり別居は私のせいか…」
とかなり凹むのでした。
普段泣くことのない子どもたちの
必死の叫びに思わず
「じゃぁ考え直すよ」
という言葉が出かかります。
でも、私はS先生にいわれた
「鬼にならないといけない時がある」
という言葉を何度も思いだしていました。
ここで別居をやめる、といえば
子どもも私も一時は楽になるかもしれません。
可愛い我が子が泣く姿は見たくありませんから。
でも、別居をやめたら笑顔で過ごし続けられるか、
理想の家族になって気持ちよく生活できるか?と言われたら
即答でNOと言えるのも解っているのです。
ここは私が鬼になるしかない。
どんな叫びも怒りも受け止めて、
嫌なママだ、ダメなママだ、と思われても良いから
越えなければいけない、そう思い私は
「それでもやめることはできないんだ」
と二人に告げたのでした。
読んでくださりありがとうございました。
☆☆☆☆☆☆
秋らしいもの、と考えるとやはり美味しい和菓子が出てきます
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