こんにちは、さくらです。
先日の新聞に
「不登校の親にアンケート」という記事があり、
・不登校になってからの支出が増えた
・自分の育て方が悪いと責めた
・消えてしまいたいと思った
などの項目で「はい」と答えた方が多かったです。
解ります。
私も全て「はい」ですから。
でも、こういうのって、アンケートだけで「解決」ではないんですよねー。
もちろん、だからと言って不登校児に特別手当、なんて出るわけないのですが(;^_^A
同じ思いの人がいる、ってわかるだけでも心強いですけれどね。
さて、小学5年生のパパを振り返っていたころ、
校長先生が私とパパを校長室に呼びました。
このころから、私はパパと話したり、同じ空間に居ることが
とても緊張し、動悸がしてしまい辛い時間でした。
ですが、信頼できる校長先生が間に入ってくださると信じ
パパと二人で校長室へ入ったのです。
校長室には、校長先生、教頭先生、養護の先生もいらっしゃいました。
校長先生は私や、パパとそれぞれと面談したことをもとにこう話し始めました。
「長男君が、元気に登校し、笑顔で過ごせたらなぁ。と願う気持ちは、
ご両親とも同じですね。
ですが、今の長男君はコップの水が足りません。」と、
私に話してくださったコップの水をエネルギーに例えた話をまたしてくれました。
そして、パパに話を振ります。
「お父さんは今の息子君をどんなふうに見ていますか?」
すると、パパは元気に登校してくれたらなぁ、と思います、と
答えると共に、私への不満とも取れることを話し始めます。
パパは、私と家で話し合いをする事が苦手でした。
今回のことだけではなく、
結婚後、夫婦間に起きる小さないざこざ、
すれ違い、相談、など、「喧嘩」ではなく
向きあって話したい時も
「うーん…わからない」
「どっちでもいい」
と、自分の気持ちを話すことができず、
決断も話し合いもできないまま、沈黙してしまうのです。
酷い時は、私が質問し、
パパが「うーん…」と考え沈黙しているうちに
いびきをかいて居眠りしてしまう、なんてこともあるほどです。
難しい答えを求めているわけではありません。
どう思う?と、パパの気持ちを聞いても
言葉に出来ないのです。
きっと、1対1で向きあい、話すことが苦手なのです。
外では違います。
アスペルガー症候群の特性の一つで、
外でスイッチがオン、の時は大丈夫なのです。
なので、家でオフのままだったパパの私への気持ちが
校長先生を前にオンになります。
「妻が息子を甘やかしすぎている。
息子の気持ちを受け入れすぎているから、登校も出来てない。
僕は躾として正しいことをしているだけ」
「自分は小学1年生の時、もっと自立していました。
息子には、そういう部分が足りてないと思う」
聞いていて涙が出そうでした。
息子が登校不安定となった時、私たちは
夫婦で「どうやって向きあっていこうか?」と
力も合わせることができず、
私はパパに怯え、パパは私の対応のせいだ、と思っていたのです。
そうですねー、と、校長先生が穏やかに言います。
「お父さんのお気持ちはよくわかりました。
きっと、お父さんは小さいころからしっかりとしていて
自立されていたのでしょうね。
そうなってほしい、と思う気持ちも、
お母さんが温かく長男君を受け入れる気持ちも、
親としてどちらも間違っていないですよ。
でも、今、大事なのは、
どちらのやり方が長男君に合っているか、なんです。
現在、お父さんが登校を強く促しても
コップの水が足りない長男君は益々登校できないで居ますね。
長男君の性格、状況を見ても、ここは、
じっくりと長男君の気持ちに寄り添ってみてはどうでしょう。」と。
「虐待」というキーワードは出さず
パパの考えも、私の子育ても否定することなく、
息子に合った向きあい方をしよう、と
寄り添ってあげる方法を提案してくださいました。
例えれば、お話にある
「北風と太陽」だと思います。
旅人の上着を脱がせる競争をした北風と太陽。
北風は、ビュービュー強く風を吹きかけ脱がせようとしますが、
一向に旅人は上着を脱ぐ気配がありません。
一方、太陽は、暖かく旅人を照らし、
あっという間に上着を脱がせてしまうのです。
「息子を元気に笑顔で登校させたい」
という想いは同じでも
パパは北風の様に強く無理無理に行かせようとし
私は、じっくりと待つことを選んでいる、
大事なのは、どちらが息子に合っているか、
校長先生の言葉は、私の心にしっくりときました。
大丈夫、校長先生を信じていこう、
そう思い校長先生の存在を心強く思う私の横で、
パパはちょっと納得できない様子で居ます。
ですが、もう一つ、校長先生はパパに伝えます。
「今は、家族で乗り切る時です。
お父さんが大黒柱となって家族を守る時ですよ。
そのためには実家よりもまず、自分の家庭を作り上げることを
第一に考えていきましょう。
実家から自立することが、今のお父さんに必要な事です。」
校長先生はパパが長男を支配的に動かそうとしてること、
思い通りにならないと怒り出すこと、
認めてほしいという欲求の強さが
実家と、もっと言えば自分の母親との関係にある、と分析していたのです。
パパは、「わかりました!」と
外で見せる社交的な笑顔を見せ、校長室を出ます。
話し合いが終わりホッとした気持ち、
パパの私を責める発言で落ち込む気持ち、
解決には程遠く、解決さえあるのかわからない…と
足取り重く自宅に戻る私にパパが一言。
じゃ、実家に行ってくるね。
(;^_^A
あぁ、この人は、
事の重大さ、
自分の立場、
校長先生の話を理解できていたのだろうか…
そう思った私でした。
読んでいただきありがとうございました。
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