こんにちは、さくらです。
今日から次男が長男と同じ野球クラブにはいります。
運動よりも芸術肌の次男。
でもお兄ちゃんと野球をしているうちにハマってきたようです。
練習を重ね、自信もついてきたのでしょう。
やってみたい!と自分から思えるって素敵ですね。
大きな声を出して機敏に動く次男はまだ想像できませんが(笑)
きっとグングン成長するのでしょう。
ふたりの野球クラブを応援することが楽しみです。
~~~~~~~~~~~~~~~
そろそろ花火大会の時間です。
パパが帰宅したことだし
母子で仲良しの家ですし、
次男はパパにお願いし、私もお友だちの家に行くことにしました。
次男用にゼリーも用意し出発です。
家を出てすぐにお友だちの呼ぶ声がします。
「おーい!始まるよー」
「楽しみだねー」
はしゃぐ長男やお友達君に癒されつつ、
仲良しのなんでも話せるママとお喋りを弾ませ
みんなできれいな花火を堪能しました。
迫力もあって、きれいで
何より、こうしてお友だちと見たいと思えるようになった長男。
母子で仲良くできるお友だちがすぐそばにいてくれることに感謝しつつ
夏の風物詩を楽しんだのでした。
あっという間に終わり、別れがたそうな子どもたちに
お友だちママが提案しました。
「じゃぁ、次男君も呼んできて
手持ちの花火をしたら?
次男君、手持ちは出来るかな?」
そこの言葉に大喜びの子どもたち。
「次男に声を掛けてくるね」という私に続いて
お友だちも一緒に我が家に来てくれました。
リビングではパパと次男がゴロゴロしつつ
野球中継を見ていました。
「次男君、手持ちの花火するって誘ってくれたけど
大きな音が鳴らないから、やりに行く??」
声を掛けると
「それならできるー」と次男も嬉しそうに出てきました。
迎えに来てくれたお友だちとルンルンで歩く次男。
お友だち兄弟、我が家の兄弟。
男の子4人なのに喧嘩もなく、
楽しく穏やかに元気に遊べる仲間です。
花火も楽しくでき、
次男も恐々ながら楽しみ、ルンルンの時間でした。
「楽しかったー、また花火しようねー」
曲がり角を曲がるまでお互いに手を振り
翌日になればまた遊べるのに
いつも別れがたそうな4人。
「またはなびしようねー----」
と元気に別れ自宅に歩きました。
歩きながらも、はしゃいだり歌ったり、
楽しい時間だったんだなぁと嬉しかった…のですが…
ここが気持ちの山頂だったら、
私たち3人はここから海底まで落ちます。
そう、パパによって落とされるのです。
「ただいまー」元気に入っていった子どもたち、その数歩後ろを入る私。
なんか…空気が思い…???
すると、パパが無表情、いや、怒った顔で
低い声で言いました。
「ごめん、転んだ拍子にテーブル壊したから」
・・・・・・・・
え………
その声と顔に血の気が引いていくのを感じました。
私たちが悪いか否かは別として
パパが本気で怒った壊れて時や壊れて無になった時の姿です。
見るとリビングのテーブルの真ん中にげんこつで殴ったような凹み、
木目が露わになって木々が割れている跡がありました。
結婚した時に丸いテーブルがいいね、と選んだテーブル。
頑丈な木で出来たテーブルは傷がつかないように、と
子どもが小さい時はテーブルクロスをし、
大きくなってからはクロスは外したものの傷もなくきれいなものでした。
もちろん、どんなに子どもが強くものを間違って置いてしまっても、
私が手を強くついてもビクともしないような強いテーブルです。
壊れた後を見ても
パパの「ごめん」の言い方も
どれをとってもそれが故意的に壊したのは一目瞭然でした。
一瞬のうちに私は頭の中を回転させ
パパは花火大会が子どもと見られなかったこと、
その後、みんなお友だちの家に花火に行ってしまい
ひとりになったことに激怒したんだ、と察しました。
手持ち花火に誘われ、帰宅までパパが一人だった時間は30分です。
でも、その時間がとても不愉快だったのでしょう。
怒ってカッとなったパパはテーブルを
げんこつなのか、
足なのか、
何らかの方法で叩き壊したのでしょう。
そして帰宅した私たちには
「転んで壊したから!!」と怒って言う…。
どんな感情でそこに居ればいいのかもわかりません。
私が発するより先に長男が動きました。
お風呂の方に走っていったのです。
そうだ、子どもがいる・・・
長男を追いかけつつ
「お風呂にしよう」と声を掛けました。
次男はリビングに立ち尽くしていました。
お風呂場に行くと長男が泣いています。
「パパが怖い。
なんでテーブル壊れちゃったの?
大事なものが壊れて悲しい。
パパ、本気で怒ってる顔してる」
ワンワン泣いて泣き止みません。
「お父さんの顔見たくない」
長男もテーブルはパパがわざと壊したんだ、と察していました。
そして、きっと理由は花火大会…
でもなんでかわからない…
でも怖い、どうしたらいいんだろう…
そんな混乱が見て取れました。
お風呂で温まっても泣き止まない長男。
とりあえずそのままリビングは通らずに寝室に行きました。
お風呂場ではパパが早く帰宅した時にお風呂に一緒に入っている次男の声がします。
「今日は僕、一人で入る」
次男なりの抵抗でしょうか。
いつもと違うパパへの戸惑いでしょうか。
「え??そうなの?」とパパは言っていましたが
次男は一人でお風呂に入り寝室に来ました。
寝室では長男が泣いています。
すると、そこに来た次男までが泣き始めました。
きっと色々な状況をゆっくり察し、理解し、
戸惑ったり、我慢していたものが
寝室という母子3人だけの基地に来たこと、
おにいちゃんが泣いている事で
次男も爆発したのでしょう。
ここからが長く辛い夜となったのでした。
読んでくださりありがとうございました。
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