こんにちは、さくらです。

寒い日々が続いていましたが、
昨日はホッとできる暖かさでした。
四季の変化もそれぞれの良さがあり大好きですが、
やはり暖かい方が嬉しいです(^▽^)

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気持ちを吐き出せてちょっと気持ちが軽くなった長男。

でも、それは一時しのぎだけで、
何の解決でもないのです。

登校する時間はどんどん遅くなり、
駐車場の車から降ろすのも一苦労でした。

そして、帰宅してからの長男は、
それはそれは荒れていました。
「ママ!!おやつ!!こんなのしか用意できねぇのかよ!
俺の好きなものが無い!!」

言ってる内容は幼いものの、
使ったことのないような言葉を使い
鋭い目つきで私を睨みます。
まるで中高生の不良少年のような姿です。

あぁ、疲れているんだなぁ、と
好きなおやつを出してあげ、一通り食べると
「あのね、きょうね、学校でね」
と、笑顔になり、いつもの口調でお喋りを始めます。

この頃の長男は、行くまではかなり大変でしたが、
行けば仲良く遊べるお友達も居て
学校では楽しく過ごせていました。

でも、休憩が終わり、宿題を始めるとまた大変です。
「無理!!」
「できない!!」
でもやらないと駄目なことももちろんわかっています。

そんなこんなしているうちにパパが帰宅します。

「何時間目から今日はいけたの?」
と言われ、また落ち込む長男。

そんな毎日でした。

また、長男は防衛手段として、
パパの機嫌を取るようなことも増えました。

帰宅してくるパパの表情が緩い時は自分から
「パパ、おかえり!
今日は、どんなお仕事をしたの?
へぇ、すごいねー」
など、パパに焦点を当てようとします。
自分の事に注目されるのが好きなパパは
嬉しそうに仕事の話を始めます。
そうやって長男は自分のことを聞かれることを避けようとしていたのです。

ですが、疲れた表情でパパが帰宅すると
長男の緊張も強まります。
HSCの「相手の空気を読む力」がフル回転です。

キッチンに居る私の所へ来て
「ねぇ、どうしよう、パパ、機嫌悪い!
怒られる!!、怖い、怖い…。」と半泣きです。

そんな雰囲気の中、
登校時間や宿題のことを指摘されてしまうと大変です。

「怖いー!助けてー」と、部屋中逃げ回ります。

ある時、子どもと私でお風呂に入り、
先に上がった長男がパパに追い詰められ、
脱衣所に逃げてきて

「こわい!!お父さんが怒ってる!!」
と鍵をかけたこともありました。


その怯えように驚く私と次男の前で
脱衣所の鍵がガタガタ動きます。

「ぎゃー--」と長男は泣き叫びます。

そして、扉の向こうではパパの
「あけろ!!開けないならこっちで開ける!!」

と、硬貨を使って、鍵を開けようとしてる声が聞こえるのでした。

これが、一般家庭の日常なのか?
自分が築いていこう、としてきた家庭なのか…

私の気持ちもどんどん落ちていきました。

長男が何か悪いことをしたのなら
パパと向かい合わせて話を聞かせます。
でも、そうではないのです。
登校できないことへの不満、
パパの思うように動かないこと、
自分のイメージの様に事が流れないことのイライラを
長男にぶつけているだけなのです。

そして、どんどん追い込まれ、ついに長男のコップは粉々に割れてしますのです。

読んでくださりありがとうございました。

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怯える長男と奇行