こんにちは、さくらです。

祝日、いかがお過ごしでしたか?
私と息子たちは、あるイベントに参加し、憧れてる人、会いたい人に会うことができました。
憧れてる人や、応援してる人がいるって、
日常が潤いますね。
また会えるまで頑張ろう、と思えました。

さて、幼かった長男もすくすく成長し、
次男も生まれ、我が家は4人家族になりました。
子どもが増えることでパパの助けも必要になることも出てきますし
パパの自覚も出てくるかな…
と、ちょっと期待をしたのですが、
やはりそこは難しいものでした。

食器を洗う間、二人を任せたら昼寝をしてしまい、
長男は一人あそび、
次男は長男の出していたおもちゃを口に入れてしまい、
危うく窒息しかけたこともありました。

また、呼ばれたら、どんな時でも、即、実家に飛んでいきます。
仲は良くないのに依存しあう義母とパパはなので、
夕食中や、子どもが熱で寝込んで対応に追われてる時でも
メールが来た瞬間、あっという間に行ってしまう事も度々でした。
結婚し、父親になっても、
パパの心、魂は実家にあり、
体だけがそこにある、という感じでした。

これは、ある本の中で、アスペルガーに見られる傾向、とあり、
本当にその通りだなーと思いました。

4人家族で過ごす中でも、
度々、パパの特性はみられ、
一緒に食卓を囲んでもパパは一つのことに集中してしまうため、
無言でパクパク、と凄い勢いで食べ終えてしまいます。
なので、私は、結婚後、いつもパパと食事をしていても
まるで、相席をしてる他人のような印象を受けていました。

子どもも、小さい時に
「パパ、もっとゆっくり食べて」と訴えたことがありましたが、
きっと、食べる速度、というよりは、
会話をしようよ、
ぼくに目を向けて、という気持ちだったんだろうなーと思います。

また、子どもが幼稚園になり、お喋りも増えてきたときのこと…

お出かけした車の中で長男が

「わぁー。寒くて、この川、凍りそうだねー」

と言った瞬間、
真顔で
「あのね、川の水温はマイナス〇〇℃にならないと凍らないから
この川が凍ることはないね」
とバッサリと切り捨て(;^_^A

「あのね、ぼく、幼稚園で先生が言っていたのを覚えたんだけど、
日本が朝なら、外国って夜なんでしょー。
ふしぎだよねー」
と言った時には、

「あのね、正確には、緯度と経度っていうのがあるから、
全ての国が夜だとは限らない…」

と説明が始まります。

そうなんですよ、当たりです!
パパの言うことに間違いはなく、
細かい水温や国のこと、本当に知識が豊富なのです。
天才!すごー-い!!
と褒めたたえるべきなのですが…

でも、小さな子ども相手で、
テストでも、クイズ大会でもない、日常の何気ない会話なんです。

「そうだねー、凍りそうだね」だけでいいんです。

「お、そんなこと知ってるのかー」

と言われたら息子は嬉しいでしょう。

話すたびに、

「違うよ、正確にはこうだよ」
とか
「それは無いね」と否定されたら、
周りの気持ちは下がります。
その辺に気づかない所がパパなのですが(;^_^A
いろいろと特性があることで、
長男の心には不満が溜まっていくのでした。

「お父さんを変えてほしい」

そんな言葉が出てしまうほどに…

読んでくださりありがとうございました。

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