こんにちは、さくらです。
学校に行けない子どもたちを
【ゆったりと過ごせるようにしよう】とすれば
(なんだか、ダラダラさせているのかも…)と
我が子をダメにしている様でモヤモヤ…。

だからと言って
一日のタイムスケジュールを決めて
行動できるような気力も今はなく(;^_^A

結局は駄目なところ探し、
できなかったことを思い浮かべて一日が終わっているように感じます。

そんな時は、

「今はリハビリ中」と言い聞かせ、
小さな目標から達成できるようにしていきたいと思います。

~~~~~~~~~~

夏休み以降、欠席が続いた長男。

先生たちと話し合いをし、
「自分で決めたところだけ参加する」と目標を決めました。

長男が決めたのは週二回一時間ずつでした。
それでも欠席よりは立派なステップです。

自分で決めたことですし頑張ろうとするでしょう。

先生との面談後、初の決めた曜日が来ました。

「行かないとダメだよね…
どんな風にクラスに行けばいいかな
友だちが無反応だったらどうしよう」
ゴネゴネと心配事を口にし私にくっ付いてきます。

不安な時の長男の態度です。

「そうだね、辛いなら欠席してもいいんじゃない?
お友だちはきっといつも通りに迎えてくれると思うけどね」

意見を言っても

「ママはクラスに行かないから雰囲気を知らないんだよ
あの中にいくのは勇気がいるんだってば」
語彙が強くなるのもいつも通り。(;^_^A

私は「欠席してもいいよ」と言っても
自分で決めたことを長男が崩すことはないということを知っていますし、

長男は私に聞いても答えが見つからないことも知っているのです。

でも聞きたい、何かにすがりたい、そんな気持ちなのでしょう。

次男はすんなり昇降口に入っていきました。

長男は何度も立ち止まりつつ
やっと職員玄関につきました。

人混みが苦手な長男のため、
職員玄関を使用させてもらっていたのです。

「どうしよう、どんな風に入ろう…」とグズグズの長男。

「辛いなら帰ろう、
ここまででも十分だよ?」という私。
「帰らない!!入り方をどうするかって考えてるの!!」という長男。
その会話の繰り返しでした。

すると…
今年度から着任されたベテランの先生(ここからはB先生とします)
が出てきました。

B先生はかなり上の立場の先生です。

でも、その分長男との関りはほぼありませんでした。

挨拶をする程度、それもほんのたまに、です。

そのB先生が私と長男の元に来て一言言いました。

「長男君、
逃げたらダメだ。
逃げて良いことはない。

逃げたら明日来るときはもっと辛い。
今日は入れたら明日はもっと楽になる」

…?

確かに、関係性があって
長男と向きあい、話しあいをし
長男が現実から逃げている様なら
正しい言葉かもしれません。

ただ、ほぼ面識のない先生が突然出てきて言ったその言葉に
私は頭が「???」となってしまったのです。

長男は逃げているのでしょうか?

もし、ここで辛いと帰ったら
何から逃げたことになるのでしょう。

もちろん、日々、一緒に暮らしている私から見たら
学校関係以外では
怠けているなぁ、とか
好きな事だけして嫌な事から逃げてるぞ、っと
突っ込みたくなる時もありますし、
注意するときもあります。

でも登校に関して言えば
長男は逃げているのではなく、
不安や緊張があり、登校が辛い…と感じている、
でもその中で行ける時間、決めた時間を守ろうとしているのです。

玄関で立ち止まっていたのも
帰りたくない、でもどうやって入ろうと考えて居たからなのです。

「逃げたらだめ」と突然言われた長男は
目をウルウルさせていました。

私たちから少し離れジッと様子をうかがうように立っているb先生に
背中を向け、顔を見えないようにしながら
そっと涙をぬぐっていました。

そして
「どうやってクラスに行こう…」
と小声で何度も聞いてきていました。

「大丈夫だよ、
クラスに行って辛かったら一時間目受けないで
朝の会だけでも良いと思うよ」

そう励ますとやっと長男は自分から
玄関の中へと入っていったのでした。

ホッとして見送っていると
B先生が私の所へ来て
「お母さん、お時間ありますか?
少しお話ししませんか?」
と言いました。

「あ、時間は大丈夫なのですが…
もしかしたら長男、朝の会だけで帰宅するかもしれないので
そうなると15分くらいで出てきますから
職員室に私が居るとわからないと困るかもしれません」

私の答えにパっとB先生の表情が変わりました。
「え??」というB先生の顔は
私を誘った時の表情とは全く違く、
冷たく、険しく、驚いたような顔でした。

今思えば、この時からB先生は
長男を早くに下校させるつもりはなかったのでしょう。

「え、朝の会でですか?」
そういって、B先生は長男を追いかけて中に入っていったのです。

なんだったんだろう・・・

と待っている私の所にでてきたB先生は
「おかあさん、大丈夫でした。
あとはこちらにお任せしていただき、
お母さんは自宅でお待ちください」
と話し、中へとまた消えていったのでした。

ん?お話しとかいいのか?
なんだったんだろ、
そう思いつつ、その日は次男も久しぶりの登校だったため
1時間目で下校する日で
「急いで帰って家事をして
またすぐに迎えに来ないと!!」と
急いで帰宅したのでした。

続きます。

読んでくださりありがとうございました。

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