早々に使われた合鍵 – 桜満開　笑顔満開～HSCっ子の笑顔も咲きますように

こんにちは、さくらです。

まもなく次男の誕生日。
あれこれ興味があるものを想像しながら準備する時間は
ワクワクして楽しいですね。

感受性豊かな次男は

「もうすぐ今の歳も終わるのか…」
とちょっと寂しいのと
「新しい年齢になって変化が起きるのではないか？」という不安で
気持ちが忙しいようです(;^_^A

～～～～～～～～

パパと別居を開始して二日目、
パパからメールが来ました。
主に自宅のメンテナンス関係の事でしたが
私が目についたのは最後の一分でした。

「子どもたちに責められて辛いでしょうが
よろしくお願いいたします」

・・・・・(;^_^A

出ていくことを子どもに告げる時、
散々ママのせいだ、というような伝え方をして
出ていったのに、
「責められて辛いでしょうが」
って、誰がそうなるように仕向けたのか？
という感じですよね。

もう返信も嫌になり、そのままにしました(;^_^A

その翌日もまたパパからメールが来ました。

結婚生活後半は、パパから来るメールは
ほとんどが抗議文、
残りは「子どもたちとこうしたい」など
こちらの気持ちや状況に気づいていないような提案メールだったので
ついつい受信通知が来ると構えてしまいます。

ザワザワしつつ開くと

「荷物と一緒に電気のスイッチや自宅の書類を持ってきてしまったので
今夜、子どもが寝た22時ころに届けるようにします」

と書いてありました。

別居してすぐですから
連絡が来るのも、届け物があるのも
仕方ありませんが、
その連絡が来るたびに
緊張し、体調が悪くなるのを感じます。

郵便物や忘れ物などはお互いの住まいの
郵便受けに入れることは確認しあっていました。

22時か…
子どもが寝た後にリビングに来るのも
届けに来たパパを感じたり、
私が起きている気配を感じられるのも嫌だなぁ、
そう思った私は

子どもを寝かせてからパパが郵便受けに入れるまで、
暗い寝室に一緒に横になり、
パパが帰って行ったら郵便受けから取り出すことにしました。

実は、電気のスイッチのほかに
金券もあったため、
翌朝まで郵便受けに置いておくには
田舎とは言え不安があったのです。

22時半を過ぎたころ、
リビングに電気をつけづに起きていきました。
一番避けたいのは
起きに来たパパと鉢合わせをすることです。

暗いリビングから駐車場を覗き、
パパの車が止まっていないことを確認しました。
「よし、車はない」

そう思い、玄関をそっと開け、
郵便受けを開けてみました。

「・・・・・あれ、ない」

郵便受けは空っぽでした。

まぁ、22時ころ、とはいえ
少しは時間差もあるでしょう。
こんなことをしていてパパが来たら怖い！と
直ぐに部屋に戻り、鍵を掛けました。

パパが置きに来た時、
私は起きている気配を感じられることさえ不快に感じるのです。

最低限の明かりの中、
家事をしながらパパが郵便受けに置いていくのを待ち、
たまにコッソリ玄関に出て郵便受けを確認したりしました。

そうこうしているうちに時間は23時も過ぎ、
もうすぐ日付を跨ごうとしていました。

もう待つのはやめよう。
転寝が得意のパパですから
きっとゴロゴロしているうちに寝ちゃったんだろう。

もう午前0時。
明日のために私も寝よう。

最後に郵便受けを確認し、
私は眠りについたのでした。

続きます。

読んでくださりありがとうございました。

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