こんにちは、さくらです。

この三連休、成人式の方も多いことでしょう。

そして、成人式を迎えるお子さんをお持ちの
親御さんもいらっしゃることでしょう。

おめでとうございます。


息子たちの成人式の頃は
どんな性格で、どんな学生?社会人?
になっているのでしょう…

大きな希望と大きな不安がありますが


笑顔で、元気にいられれば、
それだけで花丸!なんだと思います。

そう思い続けられる私でいたいです!

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スマホに夢中のパパを、なんとか打ち合わせに集中できるようにし
結婚式の日取りも、内容も決まってきたとき、

実は、私たちは結婚式が延期になりました。

それは、パパのせい…ではなく
東日本大震災のためです。

揺れや、津波の被害が大きかった地域のため、
色々なことを考慮し、
半年ほど延期にしました。

震災については、
世の中にとっても、
私自身にとっても
大きな出来事すぎるので
ここで軽率な発言はできません。

でも、いつか、その時の経験を
綴ることで、防災、減災のお役に立てるようになれば、と
思ってはいるので、また別の機会にお話しします。

ただ、この人生観を変えるほどの出来事の中でも
私はパパの発言にガッカリさせられます。

震災の時、私は職場の保育所で被災しました。

もちろん、保育中の時間でしたから
子どもたちといましたし、
お迎えが来られず、そのまま一緒に二晩過ごした子もいたほどでした。
揺れと津波から子どもを守るのに必死だったことを
昨日のことのように鮮明に思い出します。

パパは、津波には合わなかったものの、
被災した場所から自宅周辺までかなり歩き、
その後も仕事柄、被災した方々と多く向きあう時間でした。

今日の話は、

「大変だった」で終らせることのできないような
時間を経て、
少しずつ落ち着きを取り戻し
遠方に住む私の祖母に会いに行った時の話です。

婚約をし、結婚式を挙げようとしていた時の震災。
それでなくても、なかなか会えないのに、
津波にあった私を
祖母も、おばさんも、
それはそれは心配してくれていました。

私としては、
なかなか当時の被災の様子を
詳しく話す気持ちにもなれず、

「もう、だいじょうぶだよ」
と伝えるのが精一杯でした。

「よく頑張って無事に帰ってきてくれたね」と
労ってくれる祖母たち。

すると、横で聞いていたパパが
「僕は、震災当時…」

と、その時のことを意気揚々と話し始めたのです。

祖母たちとは初対面でしたが、

距離のある人たちとは
社交的なパパですから、
話題豊富に、にこやかに話します。

自分が体験した揺れ。
帰宅が困難で歩いた距離。
その後、被災者対応で寝ず、食べず対応したこと
其の中で見た人間性の良し悪し、などなど…

話し出したら止まりません…

おばあちゃんと話したいなぁ、と思いつつ、
横で話を聞いていると…

パパが私を指さして言ったんです

「僕が電話を掛け続けて、やっと繋がったのに、
この人、電話に出ないで切ったんですよ。融通が利かないんです」

と。Σ( ̄ロ ̄lll)

確かに、あの時は、大事な人の所在確認のため
必死にスマホに向き合う時間でした。

私も、子どもたちを非難させ待機している
時間の合間に、家族に必死でメールをしたのを覚えています。

パパから電話が来たのは
非難し、「怖い、怖い」と泣いていた子どもが
私の膝枕でやっと眠ることができた夜中でした。

今、膝枕から降ろしたらこの子は目を覚まして、また泣き出して眠れなくなるだろう。
パパから電話が来たということは、
パパも無事なんだ。
それなら出ずにいよう。

そんな気持ちで、スマホの電源を切ったのです。

その時のことは、
その後、会えた時にパパにも話していました。
パパも
「大変だったね」と言ってくれていました。

でも、時間がたち、
私の親戚が集まり、
気持ちが大きく、社交的になったパパは

その時の私の行動を茶化す、かのように
面白おかしく話し、
パパ自身が気を利かせ、やっとの思いで繋げた電話を
私が融通が利かないために切ったんだ、と
話したのでした。

横で聞いていた私は
かなりショックでした。

震災関係の話は、
それぞれの経験、考え、がある
とてもナイーブな話だと思います。

言葉を選んだとしても、
受け取る側の人にとっては、
傷つけてしまう事だってあるのです。

それを、パパは何の考えもなしに
私の震災体験にズカズカ入り込み、笑い話で終らせたのです。

その後も、色々な場面で、
パパは震災当時、いかに自分が大変だったか、を
意気揚々と話すことがあります。

それはそれで、パパの価値観なので
文句は言えませんが、
そのたびに、私はこの時の

「融通が利かない」発言を思い出し
モヤモヤするのでした。

そして、この祖母と会った帰りも、
パパの持つ特性が垣間見られるのでした。

読んでくださりありがとうございました。

☆☆☆☆☆

震災をこわがるだけではなく、備えることが一番大事なのです。



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