こんにちは、さくらです。
パパとのLINEの話や、
間違いメール話で話がそれてしまいましたが、
また時系列のお話しに戻ります。
不登校の長男は二年生。
給食の時間、月に2回ほど行き、
お家では、カナヘビやペットの研究ノートを作る毎日でした。
次男はお弁当を持参しつつも、何とか登園し、
季節は秋になっていました。
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いつものように仕事帰りに家に寄ってくださった先生が、
郊外学習のお話をしてくれました。
前回は町内を歩くような形でしたが、
今回は、公園の散策。
しかも、いつも長男がザリガニ採りをしている
あの、お気に入りの公園です。
「みんな、きっとあの公園なら気に入るよ!!
おれもみんなと公園で遊びたいな。
でもなー、みんなとしばらく会ってないし
緊張する…。」
そんな時は
「そうかー。緊張するよね。
でもさ、あの公園の池の生き物とか
長男君、よく知っているでしょ、
みんなにそんな話をしてみれば、直ぐに話せるようになるよ」
と、長男の得意なこと、
みんなより詳しいこと、を出すと
その「得意な事」が自分を守ってくれる鎧のように感じるのか
進み出すことができることを知っているのです。
「あ、そうだね、あの池に魚もいることを教えてあげよう!!
早く行きたくなってきた!!」
久しぶりに生き生きしていました。
我が家からは車で5分の公園。
学校からは歩いて30分弱です。
当日は長男と相談し、直接車で公園に行き、
お友だちや先生とは公園で待ち合わせすることにしました。
早めに着き、公園を散策する長男。
すると、
「やっほー」道路の向こうから皆がこちらに向かってくるのが見えました。
一瞬、表情を強張らせ、私の後ろに隠れる長男。
「あー、みんな来ちゃう!!どうしよう」
と、おろおろ…。
でも…
みんなが到着し、一言話せばホッとして
元気いっぱいお友だちと過ごせる長男なのでした。
今でもそうですが、
登校した時、誰かに会えば観念する?のか
平常心になる長男です。
その誰かに会うまでは、
どうしよう、緊張する、とプチパニックになります(;^_^A
公園で自由行動になったお友だちと長男は
元気いっぱい池の周りの植物や生き物を探し始めました。
少し離れたベンチで見ていると、子どもたちが私の元へもやってきます。
「○〇くんのおかあさん?」
なつっこい子どもたちが話しかけてくれました。
中には、
「毎日、○〇君お家で何をしているの?」
「なんで毎日来れないの?」
という子もいました。
長男には聞けなくても、私には聞いてみたかったのでしょう。
「長男君ね、みんなより、緊張する気持ちが強いみたいでね、
クラスに行くとドキドキしちゃうんだって。
お家では生き物の勉強したり、ドリルしているんだよ。
こういう公園とか、お外だと安心して元気に過ごせるみたいだから
いっぱい一緒にあそんでね」と私は聞いてきた子どもたちみんなに伝えました。
「わかったー」
と、みんな素直に聞いてくれ、長男の所へ駆け寄っていってくれました。
可愛いなぁ、と思いながら、
あぁ、なんで長男はみんなの様に元気に過ごせないんだろう…
不登校となり何日も経っているのに
考えても仕方ないのに、
長男のことは私が一番理解しているのに
クラスの子どもたちと過ごせる時間は
嬉しい気持ちがするとともに、
蓋をしている私の心もチラリと開けてしまうのでした。
それでも、楽しくお友だちと過ごした長男は
手にカナヘビを連れて戻ってきました。
「ママー、この子も、相棒君の家にいれてあげる!!」
朝の緊張もすっかりほぐれ、
「ばいばーい!!」とお友だちに手を振っていた長男なのでした。
その笑顔があればいい!!
開きかけた私の心に蓋をしっかりとして家に帰っていきました。
読んでくださりありがとうございました。
☆☆☆☆☆☆
いつも半袖の長男もこの季節はウインドブレーカーを着て散策していました…
が、すぐ脱いでいましたけど(笑)
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