こんにちは、さくらです。
冬物を出すため、クローゼットの入れ替えをしていますが、何気ない洋服の一枚で
「この服を着ていた時、こんな出来事があったなぁ」とよみがえってくることがあります。
それが、長男が登校不安定で辛かった時の服だったりすると、
クローゼットの中でキューンと切なくなり、その頃の息子を
「大丈夫だよ」と抱きしめてあげたくなりますね。
その時、その時は一生懸命でも、振り返ると、もっとこうしてあげられたら良かったのかなぁ、と感じたりもします。不登校だったり、子どもが悩んでいたりすると尚更ですね。
さて、一日学校をお休みした長男。でも、その一日は、リフレッシュするとはいかず、パパの監視のもと窮屈な一日となってしまいました。
翌日も、その翌日も朝になると辛くなり、腹痛を訴え表情も悪くなっていきます。
ただ、お休みはせずに、ゆっくりでもいいから、と、遅れて登校し、三時間目から、給食の時間から、と、どうにか行かせていました。
車で送っていき、降りるまでも一苦労、
「休みたい、学校は嫌だ、行けない」という息子を何とかなだめ、
迎えに出てきてくれる先生に何とか引き渡し、
ホッとするような、後ろ髪を引かれる様な、何とも言えない気持ちで帰る車では、何度も涙が出てきました。
学校に行かせなければ、という私の気持ちの中には
「息子のため」というより
「パパに怒られないように」
というものが大きく、遅れてでも行けば、仕事から帰宅したパパに
「学校に行けたよ」と報告できる!という想いがありました。
何とか行かせ、登校できたと言えば、なんとかなる。
それでもパパは、「何時間目から行けたの?」と聞き、登校出来た時間が遅いとため息でした。
特に、パパにいる月曜日は大変です。
いつ行くんだ?と監視のまなざしで見るパパ。
登校は辛いけど、パパが見てるから行かないと…でも辛い…となる息子。
間に入り、どうやってこの難関を突破するべきか?と悩む私…
とりあえず、行こう…と車に息子を乗せ、息子の気持ちが整うまでドライブをしたり、きれいな景色を見に行ったり、何気ない会話を楽しみ、息子が
「登校できそう」というのをひたすらに待ちました。
ある月曜日は、なかなかタイミングがつかめず登校できず、でも家にはパパがいるから戻れない…となり、
給食の時間も過ぎてしまいコンビニの駐車場で隠れるようにおにぎりを食べたこともありました。
今の私ならひらきなおり、
「おいしいもの食べて気持ちにも栄養つけちゃおう!!」なんてファミレスに行けちゃうのかもしれませんが、その時の私は、学校に行けてないことを周りにも相談できず、学校に行ってると思っているパパに見つかったらどうしよう…。近くに住んでる義両親に見つかったらなんていわれるだろう…、と不安な気持ちでした。
なんで私だけ、なんで息子だけこんな時間を過ごしているんだろう…と泣く泣くおにぎりを食べていたのを思い出します。
それでも、その時から、今でも、私が息子に伝えている言葉があります。
それは…
「学校に行けても、行けなくても、ママは息子の味方だよ、大好きだよ、大事なんだよ」
というものです。
もちろん、悩みすぎたり、どん底に居たりする私の心のコンディションによっては口先だけになってしまうこともあります。
HSCで心をよむ息子も時には
「どうせ、本当は思ってないんでしょ」と、そっぽを向くときもあります。
それでも、やはり、ママにとって、何かができる、できないだけで息子の価値は変わらないこと、どんな君も大事なんだよ、ということはしっかりと伝えていきたいですよね。
あぁ、ぎゅっと息子を抱きしめたくなりました。
いつまでさせてくれるのでしょうね。
読んでくださりありがとうございました。
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