こんにちは、さくらです。
業者さんが来年のカレンダーを持ってきてくださるようになりました。
今年もあと少し、ですね。
長男とも、あと残り一カ月、
小さくても良いから
目標を立てていこうね、と話しました。
では、本題に入ります。
息子とドライブをしながら、
雰囲気を悪くしないように、あえて明るく話します。
「あのさ、昨日、パパに物を持ってかかって行ったじゃない、
悔しい気持ちとか、色々な気持ちがあったんだろうなーって思うけど、
でも、もし、あの時、パパが怪我をしちゃったら、
それはどんな理由があっても、
相手が悪かったとしても、
長男君が悪いってことになっちゃうんだよ。
ママ、そんなの嫌だしさ、
大事なスポーツ道具だったんだし、
相手を怪我させるためには使ってほしくないなぁ。
でも、そのくらい、嫌な気持ちだった?」
助手席で息子はうつむきます。
そして、ポツリ、ポツリ、と話しだしました。
「うん、わかった。
もうしない。
でもね、パパは、全然気持ちが伝わらない。
すぐに怒るし、みんながいる時は優しいのに、
家族だけになると笑わなくなるし、
みんなのお父さんは、そんなんじゃないよ。
もう、本当に嫌だ。
パパを他のパパと取り換えてほしい。
パパには、おばあちゃんの家(パパの実家)に
帰ってほしい。」
衝撃でした。
長男は情が深い、というのか
「家族」という括りを大事にするタイプでした。
何かもらうのも
「家族4人分」と4個もらう、とか
4匹の動物を見ると
「家みたいだね、4人と一緒だ」とか
出掛けても、家族が離れて行動することを嫌いました。
「みんな、居る?離れないで!」と。
HSCならではの不安の強さで
家族がバラバラになったら…という怖さもあるのだと思います。
なので、どんなに怒りっぽくても
気持ちが伝わらなくても
「パパは好き。好きだからこそ理解してほしいんだ」
という気持ちだと思っていたのです。
もちろん、その時も、そういう気持ちもあったのでしょうけれど、
それを上回るほどのパパへの嫌悪感を抱くようになってしまっていたのだと思います。
「パパが怖い」とは言っていましたが、
「パパが嫌い、どこかへ行ってほしい」と強く言ったのは、
この時が初めてでした。
私も、それまでは、
「パパがきらいか?」とか
「パパと離れたいか?」
など、パパに対してマイナスの質問や話題を
子どもたちにすることは避けていました。
パパの言動に対しての不満を子どもに話すこともしませんでしたし、
お友達とパパの愚痴を話す時も
子どもたちが居ないことを確認してから話していました。
きっと、ひび割れたコップから、
長男のエネルギーも、
パパへの期待感、理解してくれるんじゃないか、という希望も
こぼれ出してしまったのでしょう。
「そうかぁ、そんなふうにかんじているんだね、
話してくれてありがとうね。
いつでも、ママは話を聞くからね」
そう言うと長男はホッとしたような笑顔を見せたのでした。
☆☆☆☆
こちらの本もかなり読みやすく、共感できました。
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