こんにちは、さくらです。
庭の畑にまいた枝豆が可愛い顔を出しました。
毎日水を掛け、観察していた子どもたちは大喜び。
毎年育てている枝豆ですが
自分で育てた、という気持ちがある分
おいしさも増すんですよねー。
たくさん採れた歳はご近所さんにも
おすそ分けして喜ばれました。
今年も美味しくできますように!!
~~~~~~~~~~~~
枝豆の種を蒔くのと同じころ、
子どもたちの学校で運動会がありました。
とはいえ、今年度になっても
登校できていない子どもたちは
「もうすぐ運動会!!」という気持ちも
イメージもありません(;^_^A
ただ、長男には参加するか、しないかは確認していました。
高学年ですし、一つ一つの行事が大事になってきます。
思い出としても、お友だちとの経験としても。
去年は元気に二人で参加できていたのもあり、
一つの種目だけでも参加したいのか、
全く行きたくないか。
長男の答えはNOでした。
「俺はもう学校は辞めたの。
行事とかも行きたくない。
そもそも関係ない。」
あんなにお友だちや先生、
行事への関心は高い子だったのに
先生とのいざこざがあった時から
もう学校は辞めた、と一線を引いてしまった長男。
それでも学校が近すぎて行事の音がしたり
仲良しのお友だちがいることで
本当に距離を置くことができないのが辛い所でした。
運動会前日も、仲良しのお友だちとアプリで
「あした、運動会なんだね」
「がんばってね」
と会話をしていた長男。
すると、夜寝る時になり
「あした、俺、運動会に行きたい」
突然そう言いだしたのでした。
おや・・・
小学校での行事も残り少なくなっている今、
何もせず、見ずに運動会をスルーしていいのか?
と思い始めた、というのです。
「集合して、話し合うから」
こんな時、長男は家族会議を始めます。
「俺は運動会に行くべきか?」が議題です(;^_^A
本人の主張は
先生に会うのは嫌だし、
お友だちの顔も見るのも緊張するかもしれない、
でも何もしないで運動会が終わるのも嫌だ、というものでした。
「じゃあ、次男君はどう思う?」
振られた次男。
「あのね、次男君はね、行くのは良いと思う。
でも、学校は、先生とのことで
にーにが辛い思いをした場所だから
トラウマとか、嫌なことを思いだすのは良くないかな、とも思う」
静かに、でもはっきりと言いました。
こういう時の次男は、まるで私の気持ちを代弁してくれたのか?と
思うほどしっかりとした意見を言います。
肯定でも否定でもなく
予想されることを伝える次男。
それは、いろんなことを一緒に予想しつつも
最後は自分で決めようね、と進んできた
私のやり方に似ていました。
ママは?
と聞く長男に私も伝えました
「ママも次男君と同じ気持ちかな。
行きたいなって思うなら、遠くからでも
近くからでも見れるように学校に連絡できるし
ママもついていけるよ。
でも、そこではきっと、
会えてうれしいな、見れて良かったって気持ちもあれば
みんなは元気に頑張っているのに
自分がそこに居ないってちょっと悲しい気持ちにもなるかもしれない。
それを考えてから決めたらいいと思うし、
もし、悲しくなったとしたら
B先生とのことでの学校とのモヤモヤを
早めに話し合って終わらせて
ここからまたみんなと過ごす時間を作って行けばいいんだから
ひどく落ち込むことはないんだからね」
私と次男が予想して防ぎたいと思っているのは
学校に行ったことで嫌なことを思いだしたり
同級生との差を感じて長男の心が乱れることです。
やっと少しずつ元気になってきたのに
また振出しに戻るようなことは防ぎたい気持ちでした。
だからと言って行かせないわけにもいかず
あとは自己責任、と言ったところで
「じゃ、明日の朝の体調や気持ちで決めようね」
と家族会議を終わらせたのでした。
翌朝、運動会開催を知らせる花火で目覚めた我が家。
何処の地域もそうですかね。
朝の6時ころ、ドーン、パン、パンと大きな花火が上がるのは。
学校が近い我が家はまるで屋根の上で上がっているようです(;^_^A
「よし、いこう!!」
起きてすぐ、長男はそう決めたのでした。
対照的なのは次男です。
産まれてこの方、
どんな行事も積極的に楽しんでる姿、
ワクワクしてたのしみー!!と行事の日を待っている姿を見たことがありません。
運動会のこの日も
「ピストルの音がすると怖い」と
家の中でもイヤーマフをしていました。
「にーにが運動会に居る間、
おばあちゃんの家に行くから送って行って!!
学校の側は通らないでね」
車に乗るまでの間も耳を塞いでいます。
あぁ、次男は本当に学校が辛い子なんだなー、と
改めて感じた姿でした。
さてさて、次男を無事に実家に送り
次は運動会です。
行くと決めたら早くいかなきゃ、と慌てる長男。
緊張や怖さを感じつつ、でも足早に校庭に向かいました。
すると・・・
「あ!!長男君!!」
擦れ違った女の子が声を掛けてくれました。
「あ、おはよう」
ちょっと恥ずかしそうにいう長男でしたが
嫌ではなさそう。
遠くから見てる、と言っていたはずのその足は
どんどんクラスの応援席に向かっています。
「おー、長男君!!
やっほー」
みんなが気付き、声を掛けてくれました。
そうそう、長男のクラスのみんなは
どんなに休んでいてもこうして歓迎してくれる
優しい子たちだった。そう思いだしました。
きっと長男もそう感じたのでしょう。
「みんな、がんばってね」
いつのまにか応援席のすぐ後ろで
声援を送る彼の姿があったのでした。
そこから長男はクラス席の後ろで終わりまで観戦してきました。
去年は一緒に踊っていた伝統の踊りも
クラス対抗リレーも。
帰宅後、酷く荒れることはありませんでしたが
寝る前にポツリと長男が言いました。
「俺さ、あの踊り見ていた時、涙が出たんだ。
みんなは良いな、って気持ちと
悔しい気持ちで」
そう言って眠る長男をみて、
私はある決心をしたのでした。
読んでくださりありがとうございました。
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