こんにちは、さくらです。
昨夜、眠る前に次男が
「ママ大好き!神に誓ってママより好きな人はいません」とニコニコ笑顔で言ってくれました。
そんな幸せな時間が宝物です。

今回は、入学後、登校不安定となり、遅れて登校するようになった時の大人の様子についてお話ししたいと思います。

まずは、です。
今でこそ、登校より息子の心身や、意思が大事。と言える私ですが、もちろん初めからそう思えたわけではありません。
色々な気持ちが交差しました。
我が家は学校が近く通学路に面しているため、毎日ニコニコ登下校する子どもたちが見えます。
見るつもりがなくても洗濯物を干してる時、カーテンを開ける時、元気いっぱい歩いている子どもたちが見えます。
なんで我が子はそこに居ないのだろう…と沈みました。
そして、近くに住む義両親にはこの頃、まだ登校不安定であることを話せていなかったため、平日の午前中などに息子が家にいることが知られたらどうしよう…という気持ちもありました。気づかれないように、と、車でどこかに行くときも義実家の家の近くを通るときは座席に伏せさせて隠れるように伝えていました。
酷い母親ですよね、口では
「登校できなくても大丈夫」と言いつつも、隠れて、と指示しているのですから、
息子にとっては自分の存在を隠さないといけない、バレたらダメなんだ、と緊張したり不安にさせてしまっていたことでしょう。
パパとの関係もなかなか難しく、このころから、いえ、きっとかなり前から
まずは、子どもの気持ちを受け止めていく私と、
私が息子を受け入れるから、息子は甘えるんだ、というパパの考え方は大きく違っていました。
私の中でも(私が甘えさせていたの?育て方で不登校にさせてしまったの?)と大きく悩みましたが、
それでも、私の中で【甘えさせる、甘えたい気持ちを受け止めてあげる】ことと
【甘やかす】ことの線引きはしっかりとしてきたつもりでした。
そこがパパとの間には根底にあるため、話し合っても受け入れすぎ、と責められるだけです。
パパに何か言われる、という怖さも私にはあり、何とか行かせなければ…、駐車場に行けただけでも
「登校できたってパパに言えるね」と息子と安心したりしていました。


いつかは行けるようになる、と信じてみたり、世の中の端っこに息子と二人取り残された気持ちになったり、
明日の朝、目覚めたら全て夢で、息子は元気に登校したりしないかなぁ、と思って眠る日々でした。

次はパパです。
前にもお話ししたようにパパにはイメージがありそこを外れることを嫌います。
本人は無意識なのでしょうけれど、思ってるようにいかなかったときの大きな溜息や厳しい表情は周りを緊張させるほどです。
パパ自身、元気に学校に行き、欠席する事を許されなかった環境で育ったので、なおさら息子たちにもそうなってほしい、そう育てたいという想いは強かったのでしょう。
そこが崩れてしまったことに過剰に反応しているようにも思えました。
息子のことを思っているからだ、と言いつつも、掛ける言葉はかなりきつく、
一年生の長男には負担にしかならないようなものでした。
また、登校できない長男への怒り、プラス、それを受け入れてる私への不満もあり、きっと後者の方が大きかった(現在もかもしれませんが(;^_^A)のでしょう。

私の実家には午前中に用事があるときに息子を預けたりしていたこともあり、早くから登校できていないことを
伝えていました。
「どうしたのだろうねぇ」と心配してくれていましたが、息子に「朝から行きなさい」というような言葉をかけることもなく見守っていてくれました。
ただ、ちょっと楽な道を選んでいるのかな?甘えているんじゃない?とは思われていたようです。
わたしが受け入れすぎ、息子も甘えてる、というような話をされることもあり、そのたびに落ち込みつつ
「そんなことない」と「やっぱりそうなのかなぁ」という想いの間に居た私でした。

義実家にはこの時は何も伝えていませんでした。
パパとしても、きっと義実家は過度に心配する、口出しをするだろう、と思っており、まだ伝える時じゃない、と言ってました。
近くにある義実家ですが、関係が良好か?と言われると「はい」とは言い難く…
私が遠慮してしまうところもあったり、ズバズバと言われることにグサリ!!ときてしまったり、
色々とあって、その後、不登校となったことを伝えた時にはまた私はどん底に落ちるのですけれど(;^_^A
追々書いていきたいと思います。

このほかに、この時期、登校が難しくなっていることを伝えていたのは、保育士時代の時の先輩でした。
親身になって話を聞いてくださり、久々に息子がお昼前から登校できた時には

「頑張ってるね、でも、ママもちゃんと食べて、元気でいないとね」とサンドイッチを届けてくださったり、
不登校の子どもについての情報をくださったり、何気ない会話の中、いつも

「頑張ってるよ、えらいね、すごいじゃん!!」と私と息子たちのことを認めてくださっているんです。
ほんのちょっとの頑張りを言葉でしっかり認めてもらえるって大人になってからでも嬉しいし自信になるんだなぁ、と感じさせてくださる先輩保育士さんです。

そして、何よりも傍で私たちを支えてくださっているのが、小学校の先生方です。

次回は、小学校の先生方の対応について書いていきたいと思います。

読んでくださりありがとうございました。

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HSC~長男のこと⑧それぞれの想い