こんにちは、さくらです。
今朝も「遅れて登校します」と学校にお電話をしました。
長く欠席していた時も毎朝休みの連絡を学校に電話していたのですが、
これってかなり応えますよね(;^_^A
メンタルが保たれている時なら朝のルーティンの様に済ませられるのですが
ちょっと凹んでいる時なんかは、この電話が苦痛で仕方ありませんでした。
どうせ今日も明日も行けないんだから掛けなくてもいいじゃん…と思ったり
電話口の事務の先生の申し訳なさそうな「わかりました。担任に伝えますね」という声に益々凹んだりしていました。
ここ数年の私のスマホの着信発信歴は、ほぼ、小学校です(;^_^A
前置きが長くなってしまいましたが、
前回は、私が校長先生とお会いした時のことを書きました。
校長先生は終わりに
「お母さん、ここにコップがありますね」とお茶の入っているコップを指さし、優しく言いました。
「このコップが長男君です。ここに通う子どもたち一人ひとりです。
どの子どもたちも、朝、登校してくるときは、このコップいっぱいのエネルギーで来るんです。
満タンのお水ということです。
でも、授業を受けたり、お友達と過ごす中でエネルギーを使って、水が減っていきます。
家に帰るころはもう、水はほぼ無いくらいに減ってるでしょう。
そして、お家に帰って、おやつを食べたり、リラックスして過ごしたり、
夕食、睡眠、団らん、の中で、どんどんエネルギーが補充されて
翌朝には、そのコップの水が満タン、エネルギーも満タンになって登校できるんですよ」
と。
「でも、今の長男君には、家に帰ってから、コップの水が溜まらない状態なんですね。
学校でヘトヘトになるまで頑張って、コップは空に近いでしょう。
でもお家でも(朝からいけなかった、お父さんに怒られる)と思っていたら
水は溜まらない。翌朝登校できるエネルギーは無いでしょう、と校長先生は続けました。
とにかく、大事なのは、朝から登校することではなく、長男の心のエネルギーを満タンにすること、
満タンにならない原因を探り取り除いてあげること。」
とても分かりやすい説明でした。
私は帰宅してすぐに息子にお話をしました。
校長先生に会ってきたこと、
とても優しくて、頼もしくって、
何より無理やり登校させようとせずに、長男の気持ちを大事にしてくれる先生だったこと。
コップのお水の話もし、
「ママもお家での時間でコップにエネルギーがたくさん溜まるようにするから、
心配なこと、不安なこと、なんでもお話ししてね、
それから、校長先生がね、息子君が校長先生と話したいなぁーって思う時は、
いつでも校長室においでねって伝えてくださいね、って言われたよ」と伝えました。
息子自身、勉強、いじめ、友達関係、など、行けない理由がこれ、というものが分かっていないため
なぜか朝からは登校できない…ということに自分でも戸惑っている様でした。
なので、校長先生のコップの話は息子としても
「そうか、エネルギー不足だったんだ」と腑に落ちたようでした。
その後、私も、学校としても、朝からの登校が難しい時は無理をせず、
息子の気持ちが整った時間に登校する、という形で進めていました。
気持ちが整った時、とはいえ、学校の駐車場で車のドアにしがみ付いて泣いたり、
たくさんのお友達の前でも「ママー」と泣いて離れられなかったり、
毎日息子も私も戦いのような登校時間でした。
それでも、夜になると帰宅したパパのチェックが入ります。
「何時に登校したの?明日は何時にいけるの?」
息子にプレッシャーがかかります。
そして、とうとう耐えきれなくなった息子は、校長室に行くのです。
入学して二カ月が過ぎたある日の午後、私のスマホが鳴りました。
「学校の○〇です、息子君が校長先生とお話がしたい、というので今から校長室でお話しができるように時間を作りますね。
終わったら、お家まで送りますのでご心配せずに、お母さんはお家で待っててください」
担任の先生でした。
そして、下校時間が一時間過ぎたころ、
息子は事務の先生に連れられて帰宅します。
その表情はとても晴れやかでした。
「何をはなしたの?なんていわれたの??」
と、聞きたい気持ちを抑えて、息子が自分から話すのを待ちました。
そして、おやつを食べながら、息子は、
「校長室って、こんなのが飾ってあるんだよ、校長先生って、こんな人でね、こんな話もしてくれたよ」
と、特別な部屋で、特別な先生と過ごせたことを嬉しそうに話してくれました。
あれこれと特別な時間について教えてくれた息子が校長先生にお願いしたいことがある、といった言葉、
それは…
「お父さんが怖すぎて困ってます。校長先生、どうにかしてください」
ということでした。
たった6歳の息子が、どんな想いで校長室に行ったのか、
そこまで追い詰められてしまっていること、
そんな環境を作っていしまっている私の責任…
色々な気持ちで胸が張り裂けそうでした。
そして、息子の帰宅と同じころ、校長先生から電話が来るのでした。
今回はこの辺で…
読んでくださり、ありがとうございました。
なかなか不慣れなもので、読みにくいところ誤字脱字等ありましたら申し訳ありません。
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